私には年配のお友達がいます。
今おそらく70代後半だと思います。
茶道を習っていたことがあり、その時に色々と教えて頂いた方で
美人でお洒落で気の利いた人生経験豊富な、本当~に素敵な方です。
その方も私も今はお稽古には行けていなくてもう4,5年、年賀状のやり取りをしたりしなかったり。
それが昨年末に、ご主人が亡くなったとのことで喪中のはがきを頂いたんです。
いっつもご主人との馴れ初めや愚痴や惚気話を聞いていたので
きっと相当なショックを受けてらっしゃるだろうなと・・・
少し時間をおいて、新盆に合わせてお供えを送りました。
喪中はがきを頂いて、いつ、連絡をするか。 とても悩んだ
この判断、悩ましかったです。
どのサイトを見ても、はがきをもらったらすぐ電話、すぐお香典、お供えを送ろう!と書いていますよね。
私もすぐお花を送ろうかと思ったのですが、仲良しご夫婦だったので、きっと悲しみの中にいるだろうな・・・と思ったら連絡を取ることに躊躇してしまって・・・
でも、しきたりをしっかりご存じの方ということも知っていたので、
正解の行動に嫌な思いはされないかなという思いもありました。
でも、、でも、、とぐるぐる悩み続けました・・・
時間が経ってしまい、
喪中はがきを頂いてすぐ、のタイミングを逃してしまったので
新盆に合わせてお供えを送りました。
でも、新盆というタイミングを目の前にしても、悩みました。
元気にしてるかな、まだ悲しんで過ごしてらっしゃるのかな、と様子が気になったんです・・。
でもお供えを送るならこのタイミングがラストよね?!と。
そこで茶道の先生に連絡をして様子をご存じか聞いてみると、
「ちょうど昨日電話で話したところ!元気そうでしたよ!」
とのことで勇気を出して電話をしてみました!
すると。。。
すっごく前向きに過ごしてらっしゃいました!!
大変だったし悲しかったけど、もう切り替えて私は残りの人生を楽しむのよ!時間がないわ!
と本当に前向きで、私からの連絡もとても喜んでくださいました。
連絡を取って良かったと思いました。
お悔やみもお伝えすることができたし、元気なご様子も、嬉しかったです。
老後のことを色々教えてあげるわ!遊びに来て!とおっしゃってくださったので、
今度行ってきます♪
お供えの品でまた悩みまくる
お供えには京都の永楽屋の佃煮と琥珀のセットを送りました。
これも、すんごく悩みました。
なんせグルメでお洒落な方だし、良いものをたくさんご存じだし、
でも、お1人だし、だからといって少量でも失礼だし、、
ド定番!とらやにしようかと思いましたが、
1人でとらやの詰め合わせを食べる@真夏、しんどいかな~とか
そうめん、つゆ等のセット、うーん、1人で延々と消費するか、なんか定番っぽすぎるし・・
料亭のにゅう麺や雑炊等のセットは、うーん、老人ぽい贈り物ね!なんて思うかな、
グルメな方だけにお口に合わない可能性もあるし・・・
サイト検索の旅に迷い込み・・・・
そしてそうだ!
ぱっと私の京都のお気に入り「永楽屋」さんを思い出したのです!
サイトを見ると、佃煮とお菓子がセットになっていてこれなら1人でも楽しく食べきれるし、
見た目も華やかだし、良さそう!!
京都に旅行に行くタイミングがあったので、私は本店で買いました。
お供えの熨斗はせず、弔事用包装で贈りました。
お供えの時は魚を避ける方もいるとのことだったので、ちりめん山椒はやめて、
別の佃煮を選びました。
結果、、、
開けてすぐ冷抹茶を入れて頂きたくなったわ!!さすがAKEMIちゃん!!!
とすごく喜んで頂きほっとしました。
京都の永楽屋さん、母も私も大好きなんです。
以前は日本橋に店舗があったのですが、無くなってしまったんですね。
京都に行った時にしか買えないので、今回自宅にも買って、とても幸せに頂きました♪
真夏でしたが、本当に冷抹茶がぴったり。
夏の贈り物に私の定番になりました。
喪中はがきを頂いたことから始まった、私の悩めるお話でした。
はがきを頂いたらすぐお供え!がザ常識で正当で悩みがないのかもしれませんね。
相手の気持ちはどうなんだろう、、未だに正解はわかりません。
でも、ご主人へのお悔やみの気持ちを伝えることができ、
さらに元気な様子を知ることができ、新盆のお供え、送って良かったです。
価格:22000円 |